確か私が小学校か中学校ぐらいのころ、少女向け雑誌「り○ん」に連載されてのよね。
この「美里ちゃん」相性「ミリちゃん」という。
というのも学年一のおチビちゃんなんだよね。
しかし、ど根性が服きて歩いているような性格。スポーツ万能で、生徒会の体育部長をやっている。
運動部で何かあるごとに助っ人部員として借り出され、そして大活躍するという、まぁ、同じチビでも運動音痴の私にとっちゃあこがれるべきキャラクターだったわけよ。
本当に私と似てたのはチビってことと髪の毛がおさげってとこだけで、性格は正反対!!
そして、このミリちゃんしっかり彼氏(?)までいる。
その彼氏が学年一ノッポの順君。学校中の誰もが知ってる有名コンビである。
バスケ部のキャプテンをしていてこれまたスポーツ万能!
さらに、性格良し!!ミリちゃんが困っているときはしっかりサポートしてくれる!文句のつけようがない
この二人のコンビ・・・大好きだったのよね~。
当時単行本がでると飛びついて買ってました(^^;;
結婚するときに古本屋さんに出してしまったんだけど、先日古本屋で文庫本になっているのをみつけ、ついつい懐かしくて購入してしまった私
改めて読むと懐かしい~。やっぱりミリちゃんの性格好きだわぁ~。
順君もかっこよくてサイコ~
だいたい中学生の男子でこんなにしっかりした男が私たちの時代いたか??ってぐらい。
順君の友達たちも性格がいいんだよね。
さて、↑でも書いたが、私とミリちゃん、似てるのはチビなのとおさげの髪型のみ。性格はまったく逆であった。
当時の私は大人しくて自分の意見もはっきり言えない気の弱い臆病者であった。
運動神経も限りなく「ゼロ」に近かったし・・・。
考え方も常に後ろ向き、ガッツと根性は母親の腹の中に置いてきたと思われるぐらい情けない子
クラスの子に、「あの子ネコかぶってるよね」なんて陰口言われても何も言えなかったし、ちょっとしたトラブルがあって責められてもただじっと耐えるだけ・・・耐えられず泣くことはあっても決して反論はできない子であった。
ところがそんな私をかばってくれてた女の子、それはまさしく「ミリちゃん」のような子だった。
私より背が低く(つまり学年一小さかった)、でも気が強い!ミリちゃんほどの運動神経ではないとしても、なんでも器用にこなす子だった。
つまりこれまた私と正反対の子だったのよ(笑)
そんな彼女が私に言ってくれた言葉は・・
「○○がいじめられたら私がやっつけてあげるからねっ!!」
だった。。。
自分より小さい彼女にかばってもらってた私。。。
本当に今思い出しても情けない・・・。
この「オッス!美里ちゃん」(金子節子 作)。。。。
ミリちゃんを読むたびに彼女のことが思い出される。
今はどこで何をしてるか・・・
きっと正義感強いママになっているんだろうなぁぁ
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